最も制約のあるリソースに着目し、そのリソースの飽和状態を測定します。多くのシステムでは、成約のあるリソースの使用率が100%に近づくとパフォーマンスが低下するため、使用率の目標を設定するとよいでしょう。
ただし、サチュレーションに関しては、具体的なモニタリング対象として、何を見ればよいのかピンとこない方も多いのではないでしょうか。システムにおける最も成約のあるリソースをはじめから判断することは、容易ではありません。しかし、ご安心ください。これら4つのメトリクスのうち、サチュレーションを除いた3つのメトリクスからはじめれば問題ありません。
REDメソッドに加えてサチュレーションという追加のメトリックがあります。私の考えでは、それはより高度なユースケースです。私は最初の3つのメトリクスが本当に最も重要であると思います。しかし、最初の3つを習得したのであれば、サチュレーションを含めるようにしてください。